
それなりに人生を生きてきて、振り返ってみると人生はサーフィンに似ていると思っています。
まず、私は年収の高い人が全て自分の実力でその成果を出したということを言っている人が好きではありません。
年収は、ほとんどが運だと思っています。
なぜなら再現性がないからです。
今まで様々な経営者に聞いてみました。
どういうきっかけで会社を立ち上げようと思ったのですか?と。
そしたら、社長は自分の会社を立ち上げた経緯を簡単に教えてくれます。
でも、全ての社長が共通しているのは、会社を立ち上げたのは、たまたまなんです。
そのきっかけを逃したら、その会社は存在していない。
よく、成功している経営者へのインタビューで、
「もし今ゼロから事業を始めるなら、どういった事業をやりますか?」という質問があります。
インタビューアはゼロからはじめて、その人が成功するという前提で質問をしているのですが、
そもそも、その新しい事業で成功するかはわかりません。
東京チカラめしを知っていますか?
都内を中心に、2011年からオープンした牛丼チェーンですが、少しずつ店舗が広がっていったと思ったら、あっという間に都内で増えていき、最終的には130店舗まで広がりました。
一時期は、吉野家、すき家、松屋と並ぶ勢いでしたが、最終的には縮小していき、
現在は大阪に一店舗のみです。
そこまで成長した東京チカラめしだから、今は別事業でも成功しているかというとそうではありません。
現在は水産事業を行なっているようですが、東京チカラめしほどの成功は納めていないんです。
つまり、東京チカラめしはラッキーだったということなんです。
さて、タイトルの人生はサーフィンに似ているという話ですが、
真意はこうです。
サーファーは良い波に乗るために沖に出ますよね?
つまり、波とは運のことです。
良い波がいつ来るか、どこで来るかは、いろいろな情報が出回っていますが、
確実に来るとは言えません。タイミングもありますし、天気も影響しています。
運は完全にはコントロールすることができないということです。
ただ、良い波を捉えるためにできることはたくさんあります。
ボードの手入れや、ビーチの選び方、他のサーファーからどこで良い波が来るかをリサーチすることや、いつでも波に乗れるように身体能力を上げておくこと、
他にもできることはたくさんあるでしょう。
人生もこれと同じことが言えます。
人事を尽くし、天命を待つと言いますが、
人事=波に乗るためのあらゆる準備
天命=波そのもの
だと、私は考えています。
だから年収が高い人、成功している経営者、成果を出している人、
それらの人の中で、「今の自分の結果を出したのは全部自分の力だ」と言わんばかりの人を見ると、傲慢だなと思ってしまうんです。
本当は運がほとんどで、たまたま波に乗れただけですからね。
確かに波に乗った後の努力はされたことでしょう。
良い波に乗っても、波を乗りこなせなければサーフィンは面白くないでしょうから。
この運を理解している成功者は、きちんと人への敬意があるし感謝も忘れません。
そうしなければいけないというより、身に染みているように見えます。
私はそういった成功者や経営者が大好きですし、私自身もそういった方をお手本に過ごしたいと思っています。









