【事例】自分を後回しにしてきた女性が抱えていたもの

「コーチングって、具体的に何を話すところなの?」 そんな疑問をお持ちの方へ

あるセッションの様子を一部お届けします。

その変化のプロセスを、ぜひ感じてみてください。

※プライバシー保護のため、以下の配慮を行っています。
  • お相手について:詳細な属性は伏せ、個人が特定されないよう配慮しております。

  • 守秘義務について:私はプロとして守秘義務を厳守しています。実際のセッションに基づきつつ、事例として公開できるよう、内容や表現を適切に編集・再構成したものです。
    クライアント様にも許可をいただいております。

  • 構成について:本来のセッションはもっと時間をかけて行われますが、読みやすいように短くエッセンスを抽出しています。

  • 名前: 梶原様(51歳・仮名)
  • 家族構成: 成人して独立されたお子さんが2人、旦那さんと2人暮らし。
  • 状況:仕事や家庭に大きな問題があるわけではないものの、日常的に強い疲労感や生きづらさを感じていた。

    周囲からは「ちゃんとしている」と評価される一方で、自分の中では常に無理をしている感覚があり、休日も十分に回復できない状態が続いていた。

    これまでは『みんなこんなものだろう』とやり過ごしてきたが、子どもの独立や仕事環境の変化をきっかけに、ふと『このままでいいのか』という違和感が強くなり、コーチングを申し込むに至った。

    ※梶原様の画像はイメージ画像です。


梶原さん

今日はよろしくお願いします。

最近、仕事は別に大きな問題があるわけじゃないんですけど、毎日すごく消耗してしまうんです。

周りからは「ちゃんと頑張ってるね」って言われるんですけど、自分ではいつも気を張っている感じがしてすごく疲れちゃうんです。

 

皆川

こちらこそよろしくお願いしますね。

なるほど、いつも気を張ってしまっている感じで疲れちゃうんですね。
もう少し具体的にお聞きしたいのですが、どういった場面で消耗してしまいがちですか?

 

 

梶原さん

例えば毎日仕事が終わった後に、頭がぼーっとして何も手につかなくなっちゃったり、休日も休んでいるのに全然回復しない感じなんです。

特に、周りの人の期待に応えなきゃって無意識に頑張っていて、でも自分の気持ちは置いてけぼりになっているっていう感じですね。

 

 

皆川

休日も休んだ気がしないのは、疲れちゃいますね。
周りの人の期待に答えようとして頑張ってると、ご家族もいたらなかなか気が休まらないですもんね。

梶原さんのその置いてけぼりの気持ちっていうのは、どういう気持ちのことを言ってるんですか?

 

 

梶原さん

なんか自分が本当は何をしたいのか、どう感じているのかがわからなくなっていて、モヤモヤした不安と、誰にも頼れない孤独感みたいなのが混ざっている感じです。

 

皆川

なるほど。
誰にも頼れないっておっしゃいましたけど、どうしてそこは頼れないって感じているんですか?

 

 

梶原さん

うーん、そうですね。
やっぱり子供の頃から自分が頑張らなきゃっていう習慣があって、弱音を吐くこと自体がなんか悪いことのように感じちゃうんです。

誰かに頼るのが怖いというか。

 

皆川

そうなんですね。

弱音を吐くこと自体が怖いっていうお気持ちなんですね。
ちなみに、弱音を吐くとどんなことが起きるって思っているんでしょうか?

 

 

 

梶原さん

そうですね、弱音を吐くと、自分が頼りないとか、迷惑をかけているって思われるんじゃないかってすごく心配になるんです。

 

皆川

そうなんですね。
じゃあ普段から人に頼られたいっていう気持ちがお強いんですかね。

 

 

 

梶原さん

はい、そうですね。

やっぱり誰かに頼られることで、自分が必要とされているって感じられたい気持ちが強いと思います。

 

皆川

なるほど。

ちなみにその人に頼られたいって感じてるのって、いつ頃からそう感じ出したか覚えていますか?

 

 

梶原さん

あまり詳しくは覚えていないんですけど、多分子供の頃からですね。

親に褒められるために頑張ったり、認めてもらえたら嬉しいなと思っていたので、それがずっと根付いているんだと思います。

 

皆川

そうなんですね。

子供の頃は、もうちょっと具体的に言うと、どういうことで頼られたりとかしてたんですか?
ご家庭の中で。

 

 

梶原さん

例えば家の中で弟の面倒をよく見てほめられたり、学校でも担任の先生から「しっかりしてるな」って言われることが多くて、そういう時に自分が役に立っているって感じてたんです。

 

皆川

自分が誰かに頼られようとして頑張っていたんですね。

もしそれが役に立ってないって思う瞬間があったら、当時ってどんな気持ちだったんですか?

 

 

 

梶原さん

そうですね、役に立っていないって感じた時は、すごく不安で、誰かの期待に応えられていないんじゃないかって、すごく嫌悪感に陥っていた記憶があります。

 

皆川

子供の頃、ご両親は梶原さんに対して、どうなってほしいって思ってましたかね?

 

 

梶原さん

親に直接聞いたことがないので、その辺はわからないですけど、やっぱり自分がちゃんと立派な大人になって、他人から見て一人前の人間として立派になってほしいっていう期待が強かったと思います。

 

皆川

なるほど、やっぱり親御さんは一人前の大人になってほしいって思いますよね。

その時の親御さんの立派な大人ってどういうイメージだったかわかりますか?

 

 

 

梶原さん

例えば人に迷惑をかけずにきちんと仕事をするとか、安定した家庭を築くこと、周りから信頼されることっていう意味で、私がちゃんとした人生を歩むことを望んでいたんだと思います。

 

皆川

なるほど。
大人になった今の梶原さんから見て、親御さんがそんな風に育ててくれたことを今どう思ってますか?

 

 

 

梶原さん

そうですね。

今はもうその期待に全て応えなきゃっていうよりも、自分が本当に大事にしたいこととか、幸せを自分で選んでいいんじゃないかって、少しずつ感じられるようになってきた気がします。

 

皆川

逆に言えば、今はあまり幸せじゃないって感じるんですね。

 

 

梶原さん

そうですね、なんだか常に自分を押し殺して頑張っている感じがあって、表面的にはうまくいってるように見えても、心の中ではすごく空っぽな感じがするんです。

 

皆川

そうなんですね。

ちょっと気になったのでお聞きしたいのですが、子供の頃の家庭環境ってどんな感じでしたか?

 

 

 

梶原さん

家の環境は結構厳しくて、両親ともに仕事が忙しくて、あまり自分を見てもらった記憶がなくて、色々と家で任されることも多かったので、常に頑張らなきゃっていう空気がありましたね。

 

皆川

なかなかお忙しそうなご家庭だったんですね。

梶原さんが普段から頑張っていたのは、ご両親が普段からお仕事をすごく頑張ってたからっていうことですかね。
そのご両親をお手本にして生きていたというか。

 

 

梶原さん

そうですね、両親はすごく働いていて、だからこそ僕にも頑張ってほしいって思ってたんだと思います。でもその期待に応えようとするあまり、自分の気持ちを置き去りにしてきたんだなって今感じています。

 

皆川

さっきのお話で、ご両親がすごく頑張っている姿を見られてたとは思うんですけど、そのご両親の頑張ってる姿って、どんな風にに頑張っていらっしゃるように見えていましたか?

 

 

 

梶原さん

そうですね。。

家は自営業で共働きだったんです。

父は毎日早く出て遅く帰ってきて、土日も家で仕事を持ち帰ってやっていた印象があります。
母も同じところで働きながら家事を全部こなしていて、そういう姿をずっと見ていたんです。

 

皆川

そうだったんですね。

もしかしてご両親、結構苦しそうじゃありませんでした?

 

 

梶原さん

そうですね、たしかにすごく大変そうでした。だからこそ、私も子供ながらに頑張らなきゃって無意識に思っていたんだと思います。

それに母がよく口癖で、「あんたたちのためにこんなに働いているんだから」ってよく言っていましたね。
だから、私と弟たちもなるべく親の顔色を伺いながら、機嫌が悪くならないように毎日を過ごしていたと思います。

 

 

皆川

まず、今までお話を聞いた中で少し感じたことをお伝えいただくと、ご両親が無理して苦しそうに頑張っていたことを、梶原さんが真似している状態なんだと思います。

つまり、両親の真似をすることによって、両親との心の繋がりを得ようとしていたんだと思いますよ。
そして、それが今も続いている。

 

 

 

梶原さん

そうですね、まさにそうだと思います。無理して頑張ることが当たり前みたいになっていて、今もそのパターンを繰り返しているなって自覚しましたね。

 

皆川

ちなみになんですけど、今その無理して頑張ることってやめることって難しいですか?

 

 

 

梶原さん

正直、まだ完全にやめられたわけじゃないんですけど、少しずつ自分の気持ちを大事にして、無理な時は手を止めるっていうことを意識してやっていこうと思っています。

 

皆川

意識しながら改善しようとしていることは素晴らしいですね。

ただ、自分一人で改善しようとすると時間がかかっちゃうことと、頑張ることを無理してやめようとすると、自分のこと認められなくなるんじゃないかっていう怖さが出てきてしまうんじゃないかと思うのですが、どうですか?

 

 

 

梶原さん

そうなんです、なんか頑張らないと自分の価値を認められないような気がして、そこが一番苦しいんですよね。

 

皆川

そうですよね、梶原さんが頑張ることをやめられないのは、そこが原因なんです。

ちなみに、子供の頃、ご両親に本当はどう接して欲しかったですか?

 

 

 

梶原さん

そうですね、正直言うと、もっと安心して自分の気持ちを話せるような、無理しなくても大丈夫って言ってもらえたらよかったなって思います。

 

皆川

そういうことは、やっぱり子供の頃言ってもらわなかったっていうことですよね。

 

 

梶原さん

そうですね、子供の頃はそういう言葉を直接言ってもらえなかったので、自分で頑張るしかないってずっと思っていました。

 

皆川

子供の頃に満たされない気持ちがあったっていうことですよね。

つまり、「無理しなくても大丈夫」って言ってもらえたら、もっと安心して子供の時は過ごせてたってことであっていますか?

 

 

梶原さん

そうなんです。

もしその時に「安心していいんだよ」って言ってもらえていたら、もう少し自分に優しくできたんじゃないかなって思います。

 

皆川

まだ子供なのに子供らしくいられなかったっていうことですよね。

子供は安心した環境の中で育つもので、でも梶原さんは両親を見て、家庭の中では大人のように振る舞っていた。

 

 

 

梶原さん

そうですね、周りの大人を見て、自分も早く大人にならなきゃって思って、無理にしっかりしていた部分があります。

 

皆川

大前提としてのお話なんですけど、子供の頃に子供として振る舞えないこと経験をすると、大人になっても子供心が満たされないまま心が空っぽな状態で大人になってしまうんですよね。

そうすると、大人になってもその子供心ってずっと満たしたいっていう気持ちが続いてしまうっていう状態になるんですよ。

 

 

 

梶原さん

そうですね、まさにその通りだと思います。子供の頃に安心して甘えられなかった分、大人になってからもどこか満たされない気持ちが残って、ずっと自分を責めてしまうんですよね。

 

皆川

わかりました。

今のその気持ちをご両親に伝えたことってありますか?

 

 

 

梶原さん

いいえ、まだちゃんと伝えたことはないんです。

言葉にするのがすごく怖くて、今までずっと言えずにきました。

 

皆川

そうだったんですね。

どういうことが怖いですか?

 

 

 

梶原さん

やっぱり今さら言っても理解してもらえないんじゃないかとか、迷惑に感じられるんじゃないかっていう不安があって、踏み出せずにいます。

 

皆川

わかりました。
なかなか直接ご両親に伝えるのは勇気がいりますもんね。

じゃあ、これから擬似的にご両親と対話をしてもらいます。
もちろん直接ご両親と会話するわけではないので、そこは安心して欲しいと思います。

 

これは擬似的な会話のワークなんですけど、そこでご両親にいろいろ思っていることを伝えてもらってもいいですか?

 

 

 

梶原さん

両親との会話ですか...?
直接話すわけじゃないなら、、やってみようと思います。

わかりました。じゃあ、今から自分の中で両親に向けて話しかけるイメージで、正直な気持ちを伝えてみます。

 

〜〜〜〜ここから擬似的に両親と話すワークへ〜〜〜〜

 

 


今回のクライアント、梶原さんのケース。

セッションの冒頭では、「自分の気持ちがわからず、日常では頑張りすぎて疲れてしまう」という、はっきりと言語化しきれない違和感を抱えていらっしゃるのが印象的でした。

周囲からは「しっかりしている」「ちゃんとしている」と評価される一方で、ご本人の中には常に気を張り続けている感覚があり、心から休まる時間を持てていない状態が続いていました。

丁寧にお話を伺っていく中で見えてきたのは、「人に頼らず、自分が頑張らなければならない」という無意識の前提でした。

それは単なる性格ではなく、幼少期から当たり前のように身につけてきた生き方のパターンであり、ご両親の姿を通して自然と刷り込まれてきたものでもありました。

気づかないうちに、自分の気持ちを後回しにしながら「役に立つ自分」であろうとし続けてきたこと。

その積み重ねが、今の「満たされなさ」や「言葉にできない疲労感」として現れていました。

セッションの中で、梶原さんには改めて「子どもの頃、本当はどうしてほしかったのか」という視点に立ち返っていただきました。

するとそこには、「無理しなくてもいい」「そのままで大丈夫」と言ってほしかったという、これまで十分に満たされてこなかった想いが存在していました。

その感情に触れたことで、これまで無意識に繰り返してきた無理して頑張る生き方に対して、初めて違和感を持つことができたようなご様子でした。

セッションはこの後、ご両親との擬似的な会話のワーク、それとは別にフィジカルワークを2つやっていただきました。

自分の価値を「頑張り」で証明し続けるのではなく、これからは「自分の気持ち」を大切にしていくこと。

その小さな方向転換こそが、これまでの生き方を根本から変えていく形になります。

セッション後の梶原さんは、どこか肩の力が抜けたような、静かな変化を感じさせる表情をされていました。

長年続けてきたパターンに気づいて、それを方向転換できた今、ここからどのようにご自身の人生を選び直していくのか。

そのプロセスを、これからも伴走していきたいと思います。


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