コーチングを受ける理由やメリット、コーチング選びで失敗しない選び方

近年、コーチングに注目が浴びるようになり、コーチングに興味を持つ人が増えてきています。

今回は、コーチングに興味のある人がコーチングを受ける理由やメリット、コーチング選びで失敗しない選び方を紹介します。

 

目次

コーチングとは

コーチングの定義を調べても腑に落ちないという人はとても多いです。
それはコーチングの歴史として、流派が派生することや、コーチングが活用される分野が多様化したことで、コーチングとは何か?という問いに答えられなくなってきているからです。

現代では様々な分野でコーチングの需要があります。

 

1、運動・勉強・技術などの指導をすること
2、促進的アプローチ、指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力を解放させ、最大限に力を発揮させること目指す能力開発法・育成方法論、クライアントを支援するための相談(コンサルテーション)の一形態。ただし、世界的に合意された明確な定義は存在しない

元々はよく知られているスポーツコーチングが主流でした。
そこから心理学や脳科学、コンサルティング手法やセラピー手法と融合し、派生した流派も存在します。
私は、コーチングは目標達成のサポート手段としてのコミュニケーションツールと定義しています。

コーチングを受ける方法

コーチングを受けたいが、どのように申し込みをすれば良いかわからないし、どんな人からコーチングを受ければ良いかわからないという相談をいただきます。

現在、コーチは多数存在しており、それぞれの流派、考え方、人格、コーチの人生経験としての背景も関係してきます。

実際にどのようにしてコーチを探せば良いかを紹介します。

 

コーチのポータルサイト

コーチを多数紹介しているポータルサイトが存在します。

これはコーチングスクールが卒業生を紹介しているページです。

私が同業として信頼できるコーチングスクールからコーチ検索のページを紹介しますので、参考にしてください。
※コーチングスクールが信頼できるだけであり、コーチ自体の質を保証するものではないので、コーチの質に関しては自己責任でお願いします。

 

 

ブログから検索する

コーチはブログを書いている人が多いです。
そういったブログからコーチを見つけて、申し込みをすることもひとつの手段です。

また、ブログでは実際にクライアントに行なったコーチングの様子や、実績なども載せている場合も多く、コーチの生活も紹介していることが多いので、人となりがわかりやすいと言えます。

 

知人・友人に聞いてみる

コーチングスクールを出た人は割と多い傾向にあります。
もし知人や友人にコーチングスクールを出た人、またはその周りで出た人がいれば、コーチングをやっている人を聞いてみましょう。

良い歯科を探す方法は、歯医者が通っている歯科を探せば良いです。
コーチも同じことが言えますので、コーチが受けているコーチ、またはコーチがおすすめするコーチを探すと良いコーチに出会える可能性があります。

 

体験コーチングを申し込む

また、ほとんどのコーチは体験コーチングというものを行なっています。

体験コーチングとは、はじめてコーチングを受ける人に対して、コーチングがどういったものかを体験するために、少額または無料で提供しているコーチングのことです。

体験コーチングを受けるだけで、問題が解決することも多数あり、コーチの人柄やどういった方法でコーチングしているかも理解できるのでおすすめします。

 

コーチングを受けるメリットや理由

なぜコーチングがここまで普及するに至ったかというと、コーチングによって受けるメリットが存在するからです。
コーチングによる効果を紹介します。

 

PDCAサイクルを回しやすくなる

PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(行動)の頭文字を取ったものです。
PDCAサイクルは回せば回すほど早く出やすくなり、目標達成をしやすくなります。

それなら一人でもできるんじゃないか?と考える方もいるかもしれません。
しかし、それができないのが人間です。

人は基本的に主観的にしか物事を捉えることができません。

 

鏡を見なければ、自分の顔を見ることはできませんが、鏡を見なければ自分の顔色はチェックできません。

もし鏡を見て、自分の目の下にクマができていれば、「最近忙しかったから、今夜は早めに寝よう」と、行動指針を決めることができます。

この鏡の役割がコーチと言えるでしょう。

 

コーチがいることによって、自分がいまどういった状態で、どのように行動を改善していけば良いかが見えてきます。

これがコーチがいることによって、PDCAサイクルを効果的に回せる理由です。

 

夢を掴める可能性が高くなる

コーチングを受ける人の中には、人に言いづらいような大きな夢を持っている人も多数います。

人に言いづらいというのは、基本的に他人や特に身近な人はその人の持つ夢を否定する傾向にあるからです。

否定されるとわかっていて、自分の夢を語る人はいません。

 

しかし、コーチは夢を否定しません。
逆にその夢が叶う可能性をクライアントと共に探し、力づけをしてくれます。

 

そのことによって、クライアントは夢に対する自信を得ることができるので、夢が叶いやすくなりますし、自信を持って夢に向かって突き進むことができます。

私のクライアントにも、コーチである私も驚くような成果をあげるクライアントが多数います。

 

心理的なブレーキが外れるようになる

このメリットはコーチによって変わりますが、心理学を多用するコーチであれば心理的なブレーキが外れるようになります。

つまり、メンタルヘルスが良い状態になり、対人恐怖、アダルトチルドレン、お金に対する不安、将来の不安、健康の改善、人間関係の改善、夫婦親子関係の改善等の効果があります。

よく、コーチングで人生が変わるという表現をする人がいますが、なぜそういった表現をするかというと、こういったオールマイティな分野に効果を発揮することが理由です。

 

ただ、これらはコーチがどれだけコーチングの経験があるかと、どの範囲まで対応し、その分野を学んでいるかが重要になるので、コーチの技量を確認する必要があります。

 

売上が上がる

ビジネスにおけるコーチングにおいては、売上が上がります。
私も売上を上げているクライアントを多数見てきました。

また、ビジネスコーチングは経営者や個人事業主に人気の分野でもあります。

 

ビジネスコーチングでは、マーケティングと販売心理学を兼ね合わせていることが多いので、実用的に活用されています。

また経営者や個人事業主は、売上を上げるためにやりたくない仕事もやるか、売上は下がっても自分のやり方をやった方が良いかというジレンマで悩んでいる人も多いです。

ビジネスコーチングでは、自分のやりたいやり方を踏まえた上で、売上を上げる方法を模索するので、楽しく売上を上げるという効果が期待できます。

 

組織改革に役立てる

また、近年では社員コーチングも主流になりつつあります。
特に日本では人手不足が大きな問題となっており、どのようにして離職率を下げるかという悩みを抱えている企業もいます。

社員コーチングはヨーロッパや米国では主流となっており、社員の意識を変えることで組織や個人にメリットを提示できると答えています。

 

コーチの選び方

コーチにも色々と属性や専門性があります。
そんな多数のコーチからどのようにして、自分に適したコーチを選べば良いかを紹介します。

 

コーチが男女差を理解しているか

男女差を理解するとはどういうことかというと、男性や女性で若干、思考や行動パターンが違うことが多いので、そのコーチが性差におけるパターンを理解しているかということです。

この性差のパターンを理解しているコーチであれば、クライアントが男性だろうが女性だろうが、その人の本来の力を引き出すことができます。

しかし、性差によるパターンを理解していないと、男性が女性をコーチングした時、または女性が男性をコーチングした時に、お互いに腑に落ちない結果に終わります。

 

特に男性が女性にコーチングする時は、目標達成に集中しすぎて女性クライアントが苦しくなるという現象がよく起こります。

コーチが性差についてよく理解しているかを確認しましょう。

 

コーチ自身が現役で自分の人生に挑戦しているか

自分の人生に挑戦していないコーチは、あまり効果がありません。

私は師匠である中城卓也さんから、このようなことを言われたことがあります。

 

「自分にブレイクスルーを起こした分の深さしか、クライアントにブレイクスルーを起こすことができない」

 

つまり、コーチが自分の人生にブレイクスルーを求めていて、常にブレイクスルーを起こすために人生に挑戦しているかという点をチェックする必要があります。

良いコーチは、フィールドは違えど、常にクライアントと共に成長するという気持ちを持ち合わせています。

※ブレイクスルーとは、直訳すると限界突破です。成果としての限界突破以外にも心理的な既成概念が外れることもブレイクスルーと表現します。

 

資格の有無は参考にならない

同業であり、ここまで読んでくださっているあなただからこそお伝えしたいのですが、資格をたくさん持っているコーチだから良いコーチかどうかという点においては、関係が無いです。

 

なぜなら、ほとんどのコーチングスクールでは、スクールを卒業しただけで取得できるものだからです。
また、実践を積む必要がある資格でも、同業同士でお互いにコーチングをし合った場合でも実績として扱われるので、参考にはなりません。

 

良いコーチは現場に出て技術を磨いています。
資格がなくてもコーチングは出来ますし、コーチと名乗っていけないわけではないので、資格に惑わされないようにしましょう。

 

知識が豊富か

コーチがクライアントに何かを教えることはないのですが(何かを教えることはコンサルティングになるため)、クライアントの視野を広げたり、目標や夢を叶えるための手段の選択肢を増やす手伝いをすることがあります。

その選択肢はコーチがどれだけ知識を豊富に持っているかが大切です。

都内に路線に詳しい人に、目的地までの行き方を聞くと、たくさんのルートの選択肢を教えてくれます。
コーチにも同じ役割があり、その知識をどれだけ持っているかでコーチの質がわかります。

体験セッションを行うと、コーチングをしながら、たくさんの選択肢を与えてくれるコーチは良いコーチと言えるでしょう。

 

相性が良いか、そのコーチが好きか

この部分がもっとも大切になります。
コーチとの相性がよくなければ、成果を出すことが難しくなります。

コーチとの相性とは、コーチと深い信頼関係が築けるかという点です。

 

どれだけ権威を持つコーチだとしても、そのコーチをあまり好きになれないのであれば、そのコーチからコーチングを受けるべきではありません。

しっかり成果を出してくれるほどの技量を持っているか、その上でそのコーチが好きか、この2点を一番重視することが大切になります。

 

まとめ

「すべての人にコーチが必要だ」と言ったのはビルゲイツです。
それだけ、いま世界の注目がコーチングに集まっています。

私がコーチだからということもありますが、コーチングはとても効果の高いツールと言えます。
ぜひ、自分にぴったりのコーチを探して人生を飛躍させてください。

尚、ドットバリューコーチングでもクライアント様を受け付けている場合があるので、気になる方はお問い合わせよりご連絡ください。

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