やりたいことが見つからない30代が仕事を見つける方法

30代になると自分の将来のキャリアを考えた時にやりたいことを見つけたいと悩む時期がありますよね。
今回はやりたいことが見つからない時に、仕事を見つける方法を紹介します。

 

目次

30代になってから自分の仕事に対して浮かぶ疑問

「このままでいいのかなぁ?」

30代になって将来のキャリアを考えた時に、漠然とこのままでいいのかと感じる方は多いと思います。
20代はがむしゃらに仕事に慣れようとして、目の前のことを一生懸命行なってきたと思います。

余裕ができた30代だからこそ、色々な視点から仕事や社会、会社を見つめ直す機会が生まれて、客観的に自分の将来を考えるになっていると思います。

 

人は成長と共に環境を変えたくなる生き物

マズローの5段階欲求という心理学があります。
これは、人間の心理として5段階の心理的欲求があり、ひとつひとつの欲求を満たしていくことでより高次の欲求を満たしていくという心理学です。

 

この欲求の中で、自己実現の欲求というものがあります。
自己実現の欲求とは自分の先天的な能力や才能を活かして、自分らしく生きたいという欲求のことです。

 

やりたいことを見つけて、それを自分の天職としたいという欲求は、この自己実現の欲求に当たります。

つまり、自分を成長させるためにそのための環境を整えたいと思うことは自然なことです。

 

メモ
マズローの5段階欲求には、他にも生理的欲求(食べる、生活する、眠るなど、人間の基本的な欲求)、安全の欲求(生活が安定していること、安定した収入が入っていること)、社会的欲求(家族、職場でのつながり)、評価の欲求(正当に仕事で評価を得られているか)が存在します。自己実現の欲求はこれらの欲求を満たした上で生まれる欲求です。ですから、自己実現の欲求は30代になって、ある程度社会に慣れたからこそ自然に生まれる欲求と言っても良いでしょう。

やりたいことが見つからない原因

30代になり、仕事でやりたいことを探そうとしても一向に見つからない場合があります。
なぜやりたいことが見つからないのか、その原因を紹介します。

 

我慢をしすぎてきた

仕事や生活において、我慢をしすぎてきた場合はやりたいことが見つからないことが多いです。
なぜなら、我慢とは自分の感情に蓋をする行為であり、蓋をしてきた時間が長いと自分がどんな感情を感じているのかがわからなくなります。

 

「やりたいこと」とは、それを行なっている時に心地よいと感じる感情のことであり、この心地よい感情を感じることができないとやりたいことが分からないという状態が生まれやすくなります。

 

やりたいことを見つけるための視野の広さが足りない

やりたいこととは、今までの自分の経験や今まで自分が集めてきた情報を元に、自分はこれをやりたいという認識が生まれます。

今までにやりたいことを探してこなかった場合は、そもそもやりたいことを見つけるための視野が必要になってきます。
つまり、情報や経験を集める必要があります。

 

やりたいことと仕事が結びつかない

また、本当はやりたいことがあるにも関わらず、それが仕事と結びつかないということもあります。

例えば、最低限これだけの給料が欲しいと思っているにも関わらず、やりたいことでは自分の理想の給料が得られないという場合です。

 

社会的に30代だから、これだけの収入がないといけないだろうとか、休みや残業時間を気にして、やりたいことが見つからないと思ってしまうこともあります。

また、家族や親からどのように見られるかということも懸念点に入ると思います。
身近な人からすれば、転職はあまり好ましくないことですから、反対される恐怖を感じてしまいます。

こういった矛盾があると、やりたいことと仕事が結びつかないことがあり、一向に答えが出ないということが起こります。

 

やりたい仕事を見つける方法

ここからやりたい仕事を見つけるための方法を紹介します。
もし、ご自身のやりたいことが見つからないと感じている場合は、ヒントにしてみてください。

 

「やりたいこと」の指針を見つける

「やりたいこと」は、かなり大きな視野から見た指針です。

やりたいことを細分化すると、大きく以下の4つに分けられます。
必ず4つの内、自分にとって重要視している分野があるので、自分が何にこだわっているか照らし合わせてみましょう。

  • 仕事内容にこだわる
  • 誰と一緒にやりたいかにこだわる
  • どこでやるかにこだわる
  • 細部に関われるかにこだわる

 

1仕事内容にこだわる

仕事内容にこだわる人は、「何をやりたいか?」にこだわります。
その仕事内容ができてれば、場所や社風などにはあまりこだわりません。

仕事内容にこだわる人は、一番やりたいことを見つけやすい人と言えるでしょう。

なぜなら、仕事内容は求人情報に必ず書いてあり、わかりやすい形で提示されていることが多いからです。

仕事内容にこだわりたい人は、紙に自分が思いつく限りのやりたいことをリストにしてみましょう。
その中から、自分のやりたいことへのヒントが見つかります。

 

2誰と一緒にやりたいかにこだわる

誰と一緒にやりたいかにこだわる人はチームワークや社風が気になる傾向にあります。
やりたいことを探している中で、実は誰と一緒にやるかに最も重点を置いている場合があります。

誰と仕事をやるかにこだわる人は、職場でワイワイやることが好きです。

また、人間関係が良好であれば、仕事内容はあまりこだわらないという方も多いです。

 

こうした人間関係を仕事で最も重要視する人は、過去にどんな人と一緒にいることで楽しめたかを考えてみましょう。
自分にとって楽しめる環境であることが、この分野を重視する人には最も大きな指針と言えます。

 

3どこでやるかにこだわる

どこでやるかにこだわる人は、人への貢献の精神が強い人が多いと言えます。

今までボランティア活動に参加してきた人もいるかもしれません。
仕事ではお客様や社内での自分の貢献度がやりがいになることが多いです。

この分野を重視する人は、貢献度の高い仕事を選ぶことが大切になります。

特に明らかに困っている顧客を相手にするような仕事をすると、大きなやりがいを見つけられるでしょう。

 

やりたいことの探し方としては、仕事内容ではあるのですが、より大きな貢献ができる場所を探す必要があります。
つまり、困っている人に対して自分ができる最も大きな貢献はどんなことかを考えてみてください。

 

4細部に関われるかにこだわる

細部に関わる仕事を求める人は、分析や数字が好きで、とことん追及できる分野の仕事がやりたい仕事になる場合が多いです。

業界や業種というより、どれだけ追求できるものかという点がポイントになります。
ITのプログラミング、マーケティング分析、研究などは、ひとつの例として言えるでしょう。

 

逆に細部に関われない仕事はあまりやりがいを感じません。

仕事内容を見た時に、それが追求できそうなものであるかを確認しましょう。

 

 

自分の過去を振り返る

自分の過去の情報は、やりたいことを見つけるための大きな指針となります。
学生時代、どのようなクラブやサークルに所属していたか、また今までどのようなバイトをしてきたか、仕事に関わらず何をやっている時に熱中できるかが大きなヒントになります。

また、それを行なっていた時、自分はどういった気持ちだったか。やっていて退屈だったり屈辱だったか。または楽しかったり、夢中になれたか。

過去の感情の状態を見ていくと、やりたいことを見つけるためのヒントになる場合があります。

 

情報収集をする

求人情報はもちろんですが、実際に30代で転職に成功した人の情報を集めてみましょう。

特に転職に失敗したくないと思っている人は、転職の失敗に対する情報を集めやすいです。
失敗した情報を集めると、気分も落ちて、自分にとって妥協した転職先を探してしまいます。

無難な転職先は、転職の失敗に繋がるので止めましょう。

 

大切なことは、自分がやりたいことと、社会的にどう見られるかを混合しないことです。

 

仕事を通してどうなりたいかを明確にする

自分にとって仕事とは何でしょうか?

仕事が収入を得るための手段でしかないのであれば、やりたいことを探すのにこんなに考えることはないと思います。

自分にとっての仕事の意味が何なのか。それを明確にすることが大切です。
自分を成長させるものかもしれませんし、人によってはミッションと繋がるものかもしれません。

ぜひ、自分のビジョンと照らし合わせて考えてみましょう。

 

まとめ

30代になってからのやりたい仕事を探す方法について紹介しました。

ただ求人情報を眺めていても、自分の仕事に対する基準が明確でない内は決まらないかもしれません。
まずは、自分にとってやりがいとは何なのかを明確にしてから探しましょう。

成功を祈っています。

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