美容師や飲食店、サロンなどの売上を上げるための集客アイデア

美容院や飲食店、サロンなどの自営業者の集客するためのアイデアをまとめました。
ぜひ参考にしていただければと思います。

 

目次

集客するための基本的な考え方

集客を行うために、まず基本的な考え方として目標を設定します。
集客に対する目標とは、売上の目標または集客人数の目標となります。

いつまでにいくらの売上を上げたいのか、または何人集客したいのかを設定しましょう。

目標設定の方法に関しては、こちらの記事でも紹介しています。

 

集客アイデアの考え方

集客アイデアを考える前に、新規顧客獲得が必要なのか休眠顧客の掘り起こしが必要なのかのどちらかになります。
自身がどちらに当てはまるのかを考えてみてください。

 

新規顧客の集客が必要な場合

新規顧客の集客が必要な場合は、まだお店を立ち上げて間もない場合です。
新規顧客として来店してもらうために、まず顧客に知ってもらうということを行わなければいけません。

 

特に店舗型のビジネスで、美容院や飲食店の場合、商圏として近所の人たちに知ってもらう必要があります。

もちろん、お店を構えているからという理由で知ってもらえる可能性はありますが、お店を見てその場でふらっと入店してもらえることは、それほど多くありません。

 

基本的に、人はサービスを知ってから購入するに至るまで、最低7回の接触が必要だと言われています。

つまり何かの理由でお店を知って、そのお店を思い出したり、どこかの宣伝で見て7回接触があることによって、はじめて顧客との信頼関係が築かれ、入店してもらえるという現象が起こります。

 

ですから、あらかじめお店が存在していることを知らせるようなプロモーションが必要になってきます。

 

メモ
プロモーションとは、顧客とのコミュニケーションのことです。商品やサービスを実際に体験してもらう前に、広告やチラシなどのメディアを使って、購買前に信頼関係を構築することを指します。

休眠顧客を掘り起こす場合

すでに今までたくさんの顧客が来店してくれたりサービスを使ってくれている場合、新規顧客を獲得するより休眠顧客を掘り起こす方が効果が高いです。

新規顧客の開拓というのは、時間がかかる上にコストもかかります。

集客というと、どうしても新規顧客開拓を連想してしまいがちですが、顧客のリストがある場合は休眠顧客を掘り起こす方が簡単に集客できると言えるでしょう。

 

休眠顧客を掘り起こす方法として代表的なものはダイレクトメールです。

ダイレクトメールで期限付きのクーポンなどを使って、来店してもらうように促します。
休眠顧客は基本的にお店の存在を忘れている場合がほとんどですから、思い出してもらうことで来店する可能性が高まります。

 

またお店でイベントを行うという方法も使えるでしょう。
暖かい時期であれば、お店の中で小さな出店を出してお祭りイベントを行えば、子連れのお母さんなども来店してもらえます。

つまり、イベントは仕事と関係のないことでも良いです。
地域の人に喜んでもらえるイベントを開催することが鍵になります。

 

お店が居心地が良い場所だと思ってもらえれば、次の通常営業の際にまた来てもらえる可能性が高くなります。

 

返報性の法則を使う

新規顧客へのアプローチ、休眠顧客へのアプローチどちらにも共通して使えるものとして返報性の法則を使うという方法があります。

 

返報性の法則とは、人は何かを与えられると何かを返したくなるという社会心理の原則です。

 

顧客にとってプラスになるものを与え続けると、顧客心理として「あのお店はずっとお世話になってるから、どうせ行くなら他の店じゃなくてあの店に行こうかな」という心理状態になります。

 

すぐに効果が現れないかもしれませんが、長い目で見て返報性の法則を使うアプローチはとても効果的なアプローチと言えます。

 

集客=インターネット、の間違い

集客というと、どうしてもインターネットを連想してしまうかもしれません。

確かにインターネットを使った集客も使い方によってとても効果が高いものと言えます。

 

ただ、競合も同じことを考えている可能性があるので、インターネットを使った集客は競合が多いというデメリットがあげられます。

独自のホームページで、しっかりSEO対策などを行なっている場合は良いのですが、ポータルサイトのようなプラットフォームに集められた情報の公開はあまり良い選択にならないかもしれません。

食べログ、ホットペッパービューティーのようなサイトのことです。

 

インターネットは手軽で、いくらでも情報が公開できるというメリットがありますが、効果的かどうかは一度検討してみましょう。

 

プレスリリースという選択肢

また、プレスリリースという選択肢もあります。
プレスリリースとは、新聞やTV、雑誌などに報道してもらうためのアプローチのことです。

手紙を書いて報道機関に送ります。

もちろん必ず採用されるわけではありませんが、地元のフリーペーパーやローカル番組などは取り上げられる可能性が高まります。

 

地元のフリーペーパーと言えば、ぱどやカルチャーセンターが発行しているような媒体などがあります。

 

プレスリリースを行うことで、そのメディアを見て来店してくれる顧客が現れることも期待できますが、報道機関で紹介されたというだけで、その地位を確率できるというメリットが大きいです。

 

たまにラーメン屋の入り口に「TVで紹介されました」というチラシを見たことがある方もいると思います。

あれは、権威という社会心理の影響力を使っています。
つまり、有名だから美味しいだろう、有名だからお店選びで失敗しないだろうという顧客心理を引き出すものです。

 

プレスリリースを使った顧客へのアプローチは、この権威を効果的に使うことができるようになります。

来店者が多いから有名になるのではなく、先に有名になってから来店者を増やすというアプローチです。

 

まとめ

美容院や飲食店、サロンなどのような店舗を持った方向けの集客方法を紹介していきました。

基本的な原則を理解すれば、アイデアがたくさん出てくると思うので、ぜひ参考にしてください。

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