コロナ禍での様々な人の心境の変化

コロナになってから色々な人の心境の変化が感じられます。
コロナになって変わったのは外的なものではなく、内的なものに向き合うきっかけが増えたからではないでしょうか。

仕事柄、どういった市場に需要が集まっているのか見る機会があるのですが、
東京都が設置している15歳〜39歳向けの若者相談の機関に相談者が殺到して、
パンクしているらしいです。

最近お仕事をご依頼いただく内容も、
スクールの塾生向きキャリアコーチングが増えてきました。

それだけ、自分の働き方や生き方を見直すきっかけになってきたということですね。

 

今までは恐らく、ほとんどの人は自分の感情を麻痺させていたと思います。
日常が忙しくあればあるほど、感情を麻痺させることが簡単です。

何も感じないようにすれば、楽しいことや嬉しいこと、やりたいことなどに目を瞑ると同時に、
苦しいこと悲しいこと、モヤモヤしている感情も感じないようにすることができます。

 

でも感情は自分の人生をどう生きていけば良いかの羅針盤です。
この羅針盤が麻痺してしまうと、山の中でコンパスを失うように、
自分がどうやって生きていけば良いかがわからくなってしまいます。

感情が麻痺している人に対して、コーチングではよく感情の感性を取り戻すための
様々なアプローチを行います。

まずは羅針盤を取り戻して、そして客観的に自分を見つめながら
ビジョンを見据えます。

 

ちょっと前までは仕事でやりたいことで生きていくことが特別なものだったり、
結婚に対して世間からのプレッシャーがあったり、
健康よりお金が大事だというステレオタイプが存在しましたが、
だんだんそれが薄れてきました。

本来の人間らしさに沿ったステレオタイプを取り戻しつつあるなと私は感じています。

 

ここ最近の、社会変化を見ていると本当にスピードが早いなと思います。
10年前はLINEで人とやりとりすることが出始めぐらいだったと思います。

10年以内にはテスラの創業者、イーロンマスク氏がテスロボットという
人が行う単調作業を全て代用するAIロボットを一般家庭に導入すると言っていました。

この中には高齢者の介護なども含まれるそうです。

 

10年後は私たちが誰も想像できなかったような未来がやってくるのでしょう。
私はそれを楽しみにしていますし、人の色々な可能性がそれで広がっていったら良いと思っています。

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