最も良い教育とは何もしない教育

教育にも色々とありますが、社員教育など、成人になってからの教育で最も効果のある教育は、何もしないことです。

何もしなければ教育とは呼べないと言う方もいるでしょう。
しかし、教育とはもっと自発的なものだと言えます。

私はリーダーシップの定義について、このようなことを教わりました。

 

真のリーダーシップとは、他者のリーダーシップを引き出すことだ。

だから、優れたリーダーの周りには必ず優れたリーダーが生まれる。
そして、優れたリーダーのチームは全員がリーダーである。

 

 

これが教育にも当てはまります。

つまり、自己教育にリーダーシップを発揮すると、24時間常に自分を成長させることに意識が働くため、常時教師が付いているような状態になります。

教師が常に付いている受講者は、一時しか教師が付いていない受講者と比べて何倍もの知識量や考える力、EQが備わります。

 

私の知人で、群馬で学習塾を3店舗経営している方がいるのですが、この教育法を導入してから、授業はほとんどが自習になった上に、偏差値が格段に上がったということでした。

 

教育は受講側のためにあります。教育する側にあるわけではありません。

あたかも教育する側が全て正しいと言わんとばかりの教育法も存在しますが、私はそれでは受講側は成長しないと感じています。

時には受講側が自分で考え、間違えることも必要で、失敗から本人が多くを学ぶこともあるからです。
なお、本人が失敗したければ、気が済むまで失敗させてあげれば良いのです。当人の学習プロセスを奪ってはいけません。

 

日本の教育というと、椅子に座って静かに話を聞くことが普通です。
また、ほとんどの学習が暗記であるため、クリエイティブな発想を生み出すトレーニングもしません。

 

もっと日本からたくさんのイノベーションが生まれて欲しいと思います。

 

 

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