先日、私のクライアントの一人がコーチング3ヶ月目で転職を成功させました。
もともとITの中小企業に勤めていたのですが、
大企業に転職したいということで富士通に転職が決まりました。
コーチング前はエントリーシートを10社ほど送っても、通過しないところからでしたが、
ひとつずつ課題をクリアして、見事に大手に就職することができました。
彼から大企業に転職したい理由を聞いていたのですが、
周りの友人からはベンチャーが良いんじゃないか?と言われていたそうです。
ベンチャーに転職するというのは彼にとってはモヤモヤした気持ちになっていたので、
私としても彼の望み通りに大企業に転職できたことは本当に嬉しく思います。
今までビジネスコーチングとして就活やら転職やらのサポートも行ってきましたが、
意外と自分のことは自分でもわからないという方は多いです。
ストレングスファインダーやMBTIなどの自己分析ツールがたくさんあるので、
そういったツールを使ったあと、その資料を見せていただける方もいます。
ただ、その分析結果をどのようにして転職や就活に活かすかがわからないのです。
つまり、どうやってそれを転職先企業のメリットと結びつけるか、
それをどうやって言葉にして伝えるかという部分が、私のコーチングで大きな役割を示すことになります。
「言語化する」というのは、ひとつのスキルです。
以前、クライアントの方から言われたことは、
皆川さんのコーチングでは考えていることや思っていることをひとつの文章にしてくれる
という点が、とても良いと言われたことがあります。
言語化する力は日頃からトレーニングすることができます。
普段、自分が感じていることを言葉にすることで鍛えることができます。
- 今日1日どんな感情を感じたか?
- 自分の人生でどんな感情を感じていたいか?
- 人生とは何か?
- 仕事とは何か?
- 世界にどうなってほしいか?
このような質問を自分に繰り返すことで、自分が伝えたいことを言語化することができます。
自分が伝えたいことを言語化すると、その言葉は自分にも言っていることになるので、
自然と自分のモチベーションが変わるわけです。
そうなると、自分の感情が相手に伝染することになるので、
説得力が増すことになります。
この影響力がスピーキングでも転職でも就活でも使えるようになるというわけです。
私も会社員の頃は8回ほど転職したので、この言語化はすごく苦労しました。
適材適所というか、適切な会社に適切な人材が流れていくような社会であってほしいなと思います。