
先日、あるクライアントとのセッション中に、大きな気づきがありました。
その方とは約1年間、一貫して学習のサポートをさせていただいています。ずっと「やりたかったこと」に取り組み続けてきた方です。
セッションの中で、最近の学習状況を聞いてみると――
なんと1週間で約60時間も学習していたというのです。
最初、私は「6時間」と聞き間違えたのかと思いました。それほど驚きました。
「そんなに勉強していたら、寝不足だったり疲れていたりするんじゃないか」と思いきや、彼女の表情はとても自然で、疲れた様子はまったくありませんでした。
それどころか、学ぶことを心から楽しんでいる様子が伝わってきました。
その瞬間、私ははっきりと気づいたんです。
「やっぱり、本当に向いていることや、“今”の人生で導かれていることって、努力という感覚さえ超えてしまうんだな」と。
私たちは時に、「頑張っていること」こそが正しいと思いがちです。
でも、それが「無理している」「歯を食いしばっている」ものだとしたら、
それはもしかすると、今のあなたにとっての“道”ではないのかもしれません。
この体験を通じて、私自身もあらためて考えました。
「自分が“がんばっていること”は、ほんとうに今やるべきことなのか?」
「もし“頑張らずに夢中になれるもの”が他にあるとしたら、それに気づいているか?」
今あなたが「がんばってるな」と思うこと。
それは、ほんとうに心からやりたいことですか?